個人投資家

個人投資家(こじんとうしか)は、機関投資家の対語で、個人の投資家のことである。

個人投資家の選択する投資対象や動機は様々であるが、6、7割の個人投資家は投資で損失を出している、という調査データがある。特に外国為替証拠金取引(いわゆるFX取引)では9割以上の人が負け、ある調査では1年以内に約7割の人が元手資金を溶かしてしまい、本業や日常生活に支障が出て、FX市場から退場している、という。FX取引は高いレバレッジで取引でき、それで急激に損失を出したり、借金でデイトレードしてしまう人もいる。それでも、個人の意思ではもう止められない泥沼の状況になり、多額の損失に悩んだ末に自殺してしまう人もいる。海外では、証券会社の社員と自分の家族を巻き込んだ自殺も1999年に発生した(アトランタ銃乱射事件)。ニュースサイト「レディット」は、ビットコインなどの仮想通貨が軒並み暴落したことから2018年に個人投資家向けに「自殺防止フォーラム」を開設した。一方で、多額の収益を上げてる個人投資家もいる。2005年12月の「ジェイコム株大量誤発注事件」では、億単位の利益を獲得した個人投資家がテレビや新聞、雑誌で紹介された。また、中長期(10年~40年くらい)の投資で億単位の資産を形成する投資家もおり、映画のタイトルになぞらえた「億り人」という造語も使われている。株主優待や配当金を楽しむ投資家も多い。